社員弁護士　山口 龍介（66期）

入社～半年間

法律相談は、１年目の最初の半年間くらいは、代表弁護士と一緒に入って、隣で見て聞いて、まずは勝手を掴んで行くという感じでした。
相談前には、相談予約票に目を通して、自分だったらどのようにアドバイスするだろうかなどのシュミレーションをして、相談に臨んでいました。
そして、代表弁護士の相談を見て聞いて、相談後は、質問をしたりして、学んでいきました。

案件対応については、これも１年目の最初の半年間くらいは、代表弁護士と一緒に、共同で案件を処理しながら、仕事を覚えていきました。
その内容としては、依頼者との打ち合わせを一緒に行ったり、期日に一緒に出席したり、作成した書面のチェックを受けたりなどです。

こうやって、相談から依頼を受けて、受けた事件を処理していくという、まずはその「流れ」を学んで行きました。

半年～１年目

法律相談は、一緒に入ることは変わりありませんが、半年後くらいから徐々に、債務整理などの比較的複雑ではない相談から、メインで話をするようになりました。そして、だんだんと、メインで話をする相談分野が増えていきました。
１年目の後半では、内容によっては、１人で相談に入る機会もありました。

案件対応については、徐々に、負担の小さい案件から、一人で案件を担当していくようになりました。
一人で案件を担当するようになっていっても、起案のチェックや随時の報告をしてアドバイスをもらうなどの指導がありました。

そうやって、１年目は、幅広く多種多様な案件を処理しつつ、仕事の流れを学んでいきました。
また、教育の一環として、交通事故の後遺障害についての医学的知識も学べる専門的な研修だったり、離婚について第一線で活躍している先生の考え方やノウハウが学べる研修などに参加させてもらいました。

２年目

２年目の始めころからは、だんだん単独で入る相談も増えて行きました。
一緒に入る相談でも、ほとんどの分野でメインで話をするようになりました。
そして、２年目の半年位経ったころには、ほとんどの分野で、一人で相談に入ることができるようになりました。

案件対応については、２年目から３年目くらいにかけては、もう一人でだいたいの分野の案件処理ができるようになっていきました。
もちろん、１年目から幅広く、数多くの案件を経験できたことに加え、事務所のサポート（スタッフからのサポートも）があったからこそ、そうなることができたと思っています。
２年目の後半には、相談から受任そして案件対応まで、一人でできるようになっていました。

３年目～

法律相談は、基本的には単独で、ただし難しそうな相談の場合には、お願いして一緒に入るなどして対応していました。

案件対応でも、弁護士同士でいつでも相談・協議できる体制があるので、代表弁護士に相談・協議を持ち掛けることはもちろんありました。

また、３年目からは、後輩の弁護士の加入が始まったので、指導する立場も加わりました。
人を指導することで、あらためて自分自身の仕事を振り返るきっかけにもなり、各分野の専門性を高める一つの契機ともなりました。

学べたことや今後に生かしたいこと

依頼者や相手方など、毎日、何人もの人とのやり取り・交渉などを行うことで、様々なタイプの人とコミュニケーションを取ることを学ぶことができました。
今後も、積極的に人と関わり、案件対応能力を高めていくだけでなく、人としても成長していくことに生かしていきたいと思います。

上司・先輩からの指導はいかがでしたか？

とことん面倒を見るという姿勢があると思います。
時々ほかの事務所の勤務弁護士から聞くような、仕事を振るだけ振って放置ということはないです。
豊富で多様な案件を経験させてもらい、また、早い段階から、マーケティング・セミナー企画実施などの事務所の運営にも関与させてもらいました。

求職者へのメッセージ

当事務所の良いところは、弁護士とスタッフが、お互いにしっかりとコミュニケーションを取り合って、「依頼者の最善の利益を図るために」、「依頼者に寄り添って」という共通の意識をもって、案件対応を行っているところだと思います。
メンバーの年齢も比較的近く、明るい雰囲気で、新人弁護士の方でも馴染みやすいと思います。

とある１日の流れ

成長ステップと一日の流れ

当法律事務所の弁護士・スタッフの入所から現在までの成長ステップ、一日の流れをご紹介します。